劇場版AIR見た

内地の方ではかなり満員御礼らしいが、朝一番(9時50分から)の上映を見たのだけどこっちはかなり空いてた。
って訳で感想なのだけど、とりあえずコレはAir外伝とかアナザーAIRとかそんな感じで見るのがいいね。でも原作しらない人には話がよくわからなさそうな内容だし、やっぱり中途半端。
以下箇条書き(間違って覚えてるところもあるかも)

  • 観鈴が普通の人っぽい。嫌いじゃない。むしろ好き。大好き。
    • が、普通っぽい所為で「がお」「にはは」「観鈴ちんピンチ」の台詞が浮いてる。特に「ピンチ」のあたり。無い方が良かったと思う。
  • 神奈。性格とかもなんか普通の姫様っぽい。この辺はまあこういうのだと思えば違和感なく見れた。
    • summer編にあたる部分全般も同様。いやまあ、"AIR"だし。
      • が、そんなことはともかく神奈、着物脱ぎ過ぎ。
  • 往人。とりあえず人形芸が原作と違って大繁盛とかはどうでもいい。
    • 空の上の人を救う力があるとか劇中でいわれてたけど、やった事って祭で観鈴を見つけたくらい。なんか地味。しかもラストは観鈴が死んだだけで終了してしまってる。原作にあった翼人に幸せの記憶を届けるシーンも無いし、コレだけ見ると救えたとはいえないのではなかろうか。
  • 晴子。なんか微妙。
    • 往人がいる(往人と観鈴のラブストーリーが中心になっている)所為である意味一番割りを繰ってる気もする。
    • あと観鈴が体調崩したとき、何で帰りが遅かったのかわからなかった。
  • 空。いなくても良かった。まあ、原作の"そら"とは別ってことで自分の中では片付きました。普通に飛んでるし。
  • 橘のお父さん。薄情すぎとも思うが、まあ映画ではこんなもんでしょう。
  • 他のヒロインが殆ど出てなかった(出てて1シーンくらいで台詞無し、聖だけは町医者として台詞も有り)のは、まあ当然か。
  • 絵はいまいち。普通のTVアニメと大差ないといっても過言ではない。
  • やっぱり話が急
    • 観鈴が往人に告白するの早過ぎ(確か出会って2・3日でだったし)とか、散髪からラストの浜辺へのシーン移動が急に感じた。
      • まあ映画の尺に収めるには仕方ないか。それにゲームの方にしてもそんなに日数無かったような気もするし。それに、3日や1週間で告白するなんてこの尻軽め!とか言ってしまうと他のゲームでもそういうのザラだしね。
      • 散髪からラストへの繋ぎは納得いかない。せめて観鈴が歩けなくなるシーンがあって欲しかった。前日(?)まで祭りで一人で歩いてたのに浜辺に向かうとき何故かオンブされて、浜辺でよろよろゴールするのに違和感あったし。

うーん、どうしても原作と比べてしまいそうだったから無理やり切り離してみようとしてた所為で、なんかあらすじを歪に覚えてるような気がする。
観鈴が翼人の呪いをもらってるとかそういう説明とかあったかな?
あと、フィールドワークって言葉を久しぶりに聞いた。自分じゃ使ったことも無い。
とりあえずDVDは出たら買います。